中空のクマボトルの制作中の画像です。
(ガラスのオーダーメイド制作)
この中空クマボトルは、頭から胴体の下まで、
中身が入るようになっています。
手や、足には、内容物は入りません。
高さ約28センチ程度ありますので、
制作としては、難易度が高い物となっています。
頭、胴体と、軸になる本体を形作り、
足、手、しっぽ、耳をつけていきます。
手も足も中空なので、アシスタントもガラスの塊に
空気を吹き込んでから熱してやわらかくし、
本体に溶着していきます。
中空なので、ほとんど出来上がりのようにくっつけていかなければ、
あとでの修正が困難なので、
手一本、足一本つける時、
集中して行っていきます。
ボトルを先に制作し、翌日まで窯でさましてから
ボトルネックに合わせて栓を作っていきます。
栓ができたところで、
ボトルネックとすり合わせ加工をおこない、
納品となります。
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